エンジニアの大西です。
estie×Shippio3本連続イベント企画の第2弾として、『マルチプロダクトなスタートアップのSWEキャリアトーク』を開催いたしました。第3弾『投資家×経営陣が語る!業界特化型SaaSの成長戦略と事業開発の醍醐味』が来週行われるのに先んじて、パネルディスカッションの中で出てきた質問とそれに対する回答を簡単にまとめてみました。
今回は株式会社ShippioのAndittoさん・関口さんにご登壇いただき、estieからはVPoEの青木信と大西が登壇しました。
何を期待して現職に?特にキャリアの面をフォーカスして
Andittoさん
スピード重視な会社を選んだ。会社が生きてるうちに価値を示していく必要があるが、スタートアップだとよりそのようなプレッシャーがあり楽しめると思う。
キャリア面の話でいうと、正直そこまで考えてなかった。Shippioなら面白そうな課題がありやってみたいという気持ちになった。
関口さん
社会に対してインパクトがある、わかりやすいかを大事にしている。
また、自分一人で価値を届けるのには限界があると思っている。なのでそれ以外のところでどう価値を最大化できるか。それができる仲間が集まっている会社を常に選び続けている。
大西さん
いずれ起業したいと考えていて、今のestieのフェーズであれば学べることがありそうだから入社を決めた。
青木さん
前職はコンサルで、今のままずっとコンサルでいいのか?もっと違う環境に飛び込んだらもっと面白いんじゃないか?というのを気にしていた。
キャリアにランダムネス理論というのを考えていて、どうせなら全然違うところに行ってみたいと思ってestieに入った。
こっちの方がキャリア上がるかも?とかは考えてなかった。ワクワクするのかな?若いうち見てみたかった。
マルチプロダクトのスタートアップで働くメリット・デメリット
Andittoさん
スタートアップだからこそ、会社の制度や文化が固まっていない部分がある。やりたいことは自由に挑戦できる。そういうのが好きな人は向いてそう。
逆に制度もないため、必要であれば自分でリードしたり進めていくことが必要。
関口さん
知見が共有ができるのはメリット。1つ目のサービスをローンチした経験や資産を流用して2つ目以降が作れる。
デメリットは色んな技術スタックが出てきて資産が活かしづらかったりする。プロダクト開発の進め方にも寄るとは思うが注意すべきポイント。
大西さん
複数のプロダクトがあるので他のプロダクト作りができたりして飽きないのが嬉しい。
デメリットは特に思いつかないがプロダクトすごい勢いで立ち上がるので追いきれなくなってきた。
青木さん
マルチプロダクトの会社に入社したつもりはないが、マルチプロダクトになっていった。
スタートアップならではの話でいうと、サービスをデリバリーするまでに関わる人が少ないため、自分でオーナーシップを持ちやすい。
マルチプロダクトになっていってからは社内で1→10をやっている人がいれば0→1をやっている人もいて、色々な学びがあるのはとても面白い。 その反面、情報量が多くて上手く学習していく必要があるのはちょっと大変。
キャリアアップしていくためにはどうすればいいか?
Andittoさん
キャリアパスありがちとしてはマネージャーになる。 ただ、やりたくない人も多いとは思う。ICというのが最近増えてきた。 どちらのパスでもコミュニケーションが重要なのは変わらないと思う。 今まで見てきた優秀な人は他者への説明やコミュニケーション能力が高かった。
関口さん
仕事をしていると同じようなタスクをやることがあると思う。 そのときに1回目よりどう上手にこなすか、チャレンジング要素を入れるかが大事。 そのためには都度振り返り、次のチャンスに備えるのが大事。
大西さん
estieでは評価制度があり、評価者と被評価者で話し合って今期何をやっていくかを決める。 自分がどうなりたいかを伝えて評価者と一緒にどういうことを取り組むと良さそうなど話し合う。
「お前はどうなりたいか」を自分に問い続けるのが大事。 どうなりたいかが明確になっていないとキャリアアップは難しそう。
青木さん
あとから考えて成長したなと感じるのは無我夢中でやってたときとか、ちょっと無理そうだけどやるしかないとき。チャレンジングな環境に身を置けたのがよかった。
キャリアは1方向じゃない色々なベクトルがある。そもそも自分が何になりたいのか向き合うのが大事なのではと思っている。
最後に
今回スピーカーとして参加することになり、これまで意識していなかった自身のキャリアについて振り返ることができました。 また、他のスピーカーの皆さんの考えの軸も知れてとても勉強になりました!
次回は8月10日(木)にestie×Shippio3本連続イベント企画の第3弾を開催します。
ぜひご参加ください。
カジュアル面談で話してみたい、という方はこちらからご連絡ください。