【プロフィール】増田 圭佑（ますだ けいすけ）
1993年生まれ東京都出身。立教大学経営学部卒業。
2016年に新卒で三井ホーム株式会社に入社し、主に城南エリアにて注文住宅の販売営業・着工/引渡までのマネジメントに従事。7年の間に50組のご家族の注文住宅に携わる。2023年10月にestieに参画。
今までのキャリア
新卒で三井ホーム株式会社に入社し、主に東京の城南エリアのお客様へ注文住宅の販売をしておりました。設計図も何もないところから、ご家族の想いが詰まった世界に一つだけの夢のマイホームを一緒 に作っていく仕事です。
特に自分が注力していたことは「自分が介在することでいい家にしてあげたい」というマインドでした。前提としてハウスメーカーの営業職は社内では「司令塔」であり、お客様にとっては「良き理解者」である必要があります。
営業の力では良い間取りデザインや施工の仕事は出来ずとも、お客様の気持ちを適切に社内の各専門家に届けて形にしていく役割を担います。そのため担当する営業次第で家づくりの満足度は大きく左右されます。
家の完成後に「あなたに頼んで良かった」と言われたときは最高にやりがいを感じる瞬間でした。
estieを最初に知ったきっかけ
住宅営業として独り立ちして、一定の優績も収めることができて数年、自分の今後のキャリアを考える機会がありました。きっかけとしては、とある上司との面談にて「転職考えないの？一生勤める気がないなら考えてみてもいいタイミングだよ」と言われました。
衝撃的な質問・提案でしたが私は素直に受け取りました。ただ、住宅営業の転職先というと（一般的には）「不動産仲介」「別のハウスメーカー」が定番でした。
それもいいと思いましたが、折角の転職機会なので、自分の可能性を試してみたいと考え、自分のアイデアにはない提案をしてもらうため採用エージェントに相談しました。そこで人材系やコンサル系などご紹介いただいた中にestieがありました。
最初に聞いた時は、不動産領域で多少の親和性はあれど、スタートアップ？SaaS？と聞き馴染みのない言葉が出てきたので、HPや本などで言葉の意味を調べたのをよく覚えています。恥ずかしながらSaaSはなんて読むのか分かりませんでした（笑）
IT業界の知見は無くとも、今まで形の無い注文住宅を期待感で契約いただく仕事だったので、無形商材の営業は親和性があるのでは？と惹かれていきました。
選考が進み色んな社員の方と話す中で、とにかく洗練されて仕事に「熱い」人が多いと感じました。特に代表の平井、取締役の束原からは本当に日本の不動産業界をもっと良くするんだ！という熱量を感じました。
正直、法人営業/事業用・商業用不動産/ITは未経験な自分が採用いただけると思っていませんでしたが、貴重なご縁をいただき入社致しました。
何を得たくてestieに？
抽象的ですが、営業としてもっと成長したい！と思いestieに参画しました。
前提として、転職を考えるきっかけの中に、注文住宅を売る能力ってどこまで汎用性あるんだろうという疑問がありました。全てが、とは言い切りませんが、1～5年目あたりに「キャラ」が大きな要因で契約を取れたことが多くありました。「ガッツ」「可愛がられる」「信頼される」がお客様との関係上の重要な下地にあるからこそ、良い家の間取りや性能が響くというロジックを持っていました。
6年目から豊洲のモデルハウスで主に湾岸エリアに住んでいるお客様を相手にしている際に、このロジックは必ずしも通用しないことがわかりました。そのエリアの特性かもしれませんが多くの方の求めている営業像は「プロ」であり「ロジカル」であることでした。
当時、自分にはロジカルな説明が足りないと感じトークを研究し、多少出来るようになってきたところで、もっとこの能力を高めたいと感じました。
もっと鍛えることが出来る環境って？と思ったときに、無形商材を扱う法人営業と考えました。
形が無いものを期待感で決断してもらう、かつエンタープライズ営業の要素もあり、修行の場にはピッタリだと思います。そう思っていたらestieと出会い、今に至ります。
入社して数日ですがメンバーと会話をしたり、営業先での商談を聞いたりすることで、自分がまさに磨きたいと考えていた力を高められると確信しています。
estieのメンバーは非常に優秀なメンバーが多く、皆成長に貪欲なのでその環境でともに努力することで自分も成長できると感じています。
これから何をしていくか
入社して最初のミッションは、新プロダクトを主にオフィスビルの貸主様や賃貸仲介営業様向けのサービスを拡充し、リーシング業務をもっと滑らかにしていくことです。画期的かつ使いやすいサービスであり、2つのサービスを連携させることでestieにしか出せない価値提供が出来るので早く良さを適切に伝えていきたいです。
早く結果を出せねばと焦る気持ちもありますが、まずはキャッチアップのために業界理解を深めて、顧客企業様が何を求めているかを理解することに重きを置いてます。
会社の成長スピードは凄まじく、自分も一緒に成長していくことで今まで経験出来なかった機会にも巡り合いたいと思います。
素晴らしいと思った部分
estieはエンジニアの方と一緒にプロダクトを作り上げていく楽しさがあると思います。
IT系の分野は未経験だったので、当然エンジニアの方と話す機会は今までありませんでした。
入社後にエンジニアの方主催の歓迎会を開いていただいて、皆様の思いを聞く機会がありました。
新鮮だったことは皆さんが「お客様目線」であったことです。
前職では設計・施工・営業と部署が別れており、各々見ている方向が違うことに苦しんだこともありました。
そこは良い意味でカルチャーショックであり、今までの営業としてのやりがいに加えて、一緒にプロダクトを良いものにしてお客様に届けることができるので素晴らしいことだと思います。
最後に
転職してきてよかったです！って結論からですが、、、 約7年も務めてかなり言いすぎですが全知全能に近い状態から、翼も腕も足も無い芋虫状態（笑）です。
インプット→アウトプットの毎日で小さなことでも成長を実感し楽しんでいます。
転職も家の購入も、なんでもそうですが思い立った時が吉日です。
漠然と今後のキャリアビジョンに悩んでいる方がいれば、私でよければ一度気軽にお話しできれば幸いです。
