【雰囲気レポ】estie PM Meetup #4 を開催しました

こんにちは。プロダクトマネージャーの三橋です。

1月31日、第4回目のestie PM Meetupを開催しました。

[増枠] estie PM Meetup#4 PMキャリアの分岐点。ミドルPMが次に進むべき道とは? - connpass

本イベントは、プロダクトマネジメントに関する知見や経験を共有し、PM同士が交流できる場として、estieが不定期に開催しています。今回、第4回は「PMキャリアの分岐点。ミドルPMが次に進むべき道とは?」 をテーマに掲げて、登壇者発表およびパネルディスカッションを行いました。

登壇者は、株式会社LIFULL 三枝 由里さん、株式会社サイバーエージェント 早川 裕太さん(@qiringji)、合同会社DMM. comの石田 素子さん、株式会社estieの三橋 佳明の4名、パネルディスカッションのモデレーターは株式会社estieの久保 拓也でした。発表内容とイベントの雰囲気をご紹介します。

LT1 あえて「手段を目的化する」AIプロダクトマネジメント

サイバーエージェント プロダクトマネージャー/データサイエンティスト 早川 裕太さん
@qiringji

プロダクトマネジメントでは目的を起点に考えることが一般的ですが、あえて手段を目的化することのメリットについて、さまざまな視点から語られました(ただし、目的を無視して手段に走ることを推奨しているわけではありません)。

参加者からは、「発想の転換になった」「研究開発への投資を怠り、機会損失していたことに気づかされ耳が痛かった」など、多くの意見が寄せられました。私自身も、「あえて手段から入ることで市場の常識を塗り替える体験を生み出せる可能性がある」という言葉に強く共感しました。

LT2 シニアPMの共通項から見たプロダクトマネージャーに必要な素養

LIFULL プロダクトプランニング部4ユニット(分譲マンション領域)ユニット長 三枝 由里さん

約100名のPM(サービス企画職)が所属するLIFULLにおいて、実際に活躍するシニアPMに求められる素養について、三枝さんが自身のエピソードを交えて語りました。

発表内容も非常に興味深く、シニアPMと見なされるための定義が明文化されている点も印象的でした。また、その定義について当日参加していた上司と気さくに会話する様子から、LIFULLのPM組織内における信頼関係の強さが感じられました。

LT3 UXデザインから始まるプロダクトマネジメントの進化

DMM プランナー兼プロダクトマネージャー 石田 素子さん

石田さんご自身が実際に経験した2つの大きなキャリアの分岐点での悩みや気づき、そして、現在の新たなステージでの挑戦について語りました。

特に、「シニアPMとして組織にレバレッジをかけ、アウトカムを最大化するには何をすべきか」という考え方は、参加していたミドルPM以上の方々から大きな反響がありました。

LT4 10年PMをやって気付いた4つのPMタイプ

estie プロダクトマネージャー 三橋 佳明

estieに在籍する8人のPMの個性ある働き方からPMを4つのタイプに分類しました。どのタイプのPMが良い悪いではなく、それぞれのスタイルを尊重することや相互に学び合うことの大切さを語りました。

PMタイプの特徴を作成する際にモデルとなったestieのPMを紹介したことで、社員間のやり取りが面白く、日頃のコミュニケーションの雰囲気を実感できてよかったとの声をいただきました。また、紹介した4つのPMタイプが懇親会での会話のきっかけとなるなど、多くの反響がありました。

speakerdeck.com


パネルディスカッション

最後に、登壇者4名にモデレーターとしてestieの執行役員 VPoPの久保を加えてパネルディスカッションを行いました。

「今どんなことに悩んでいるのか?」という質問に登壇者が答えた後に別の登壇者が自身の考えを示したり、「それは具体的にどういうこと?」と久保が鋭く深掘りする場面もありました。日常では聞けないような、深いディスカッションが繰り広げられました。

参加者からは、「内容が面白かっただけでなく、質問の切り口やファシリテーションも勉強になった」との声をいただきました。

懇親会

パネルディスカッション後の懇親会では、estieのプロダクトマネージャーも参加し、登壇者や参加者同士が立食形式で自由に会話しました。

開催後のアンケートでは、

  • ミドルPM向けの、内容が非常に濃いセミナーだった

  • 登壇者・参加者共に熱量が高く、刺激の多いイベントだった

  • 社内の課題をどういう視点で解決していけば良いのか整理できた

などポジティブな声が多く、多くの参加者の方々に満足いただけたようです。

編集後記

プロダクトマネージャーのキャリア分岐点の話を聞ける機会は、そう多くありません。

今回のイベントを通じて、プロダクトマネージャーの知見が共有され、なにか気づきや学びが得られる機会になればと思っています。

次回について

次回のestie Product Manager Meetupは、2025年4月に開催予定です。詳細はconnpassでお知らせしますので、ぜひグループメンバーに登録してお待ちください。

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