スタートアップでQAエンジニアをがっつりやっていきます!


【プロフィール】山本 龍平(やまもと りゅうへい)
慶応義塾大学を卒業後、2022年に新卒でソフトウェアテストを専門とするメガベンチャーに入社。
QAエンジニア、プロジェクトリーダーを経験したのち、2025年2月よりestieに参画。

今までのキャリア

estieは2社目になります。

新卒で入社した会社は、ソフトウェアテストを専門とするメガベンチャーに入りました。
就活を始めた当初は正直なところ、QAエンジニアという業務は知りませんでした。
急成長しているということで会社に興味を持ち、仕事の内容からも自分がバリューを出せる職種だと思い入社を決めました。(学生時代にコードを書く仕事で一番にはなれないな、と悟ってしまったというネガティブな理由もありました。)
品質という、定義が曖昧ながらも非常に重要な言葉に対して、真摯に向き合っていく仕事はやりがいも大きく、新卒の時の選択は間違っていなかったと思っています。

入社後メインで関わったのは、教育業界の社内向けの基幹システム刷新のプロジェクトで、最終的にはチームリーダーとして10名弱ほどのQAチームの責任を負う立場で働かせてもらいました。
チャレンジングな機会を沢山頂き、QAエンジニアとして大きく成長出来ましたし、チームメンバーやクライアントにも恵まれ、社会人としても大きく成長出来ました。

なぜestieを選んだか

事業会社転職への転換点

アウトソーシングのQAと、自社開発のQAの仕事の大きな違いとして、課題が顕在化しているか否か、という違いがあると思っています。
他社にQAを依頼する場合は、顕在化した課題を解決するために依頼していることが多く、解くべき課題が良くも悪くも設定されていることが多いです。

また、クライアントにお金を頂くまでのフローで、クライアント側で予算を確保する必要があり、予算を取るにはロードマップが必要になるので、特に下流工程になりやすいQAの業務は解くべき課題が決められているという傾向が顕著だと思います。(その分成果がシビアに求められるのが、面白さのうちの1つだとも思います。)

前職では「リリース後の不具合を0件にする」ということをひたすらに目指して、手動自動問わずにテストを考えたり、開発プロセスの改善を考えたり、マルチベンダー間でのコミュニケーションを取り持ったりなど、幅広く活動を行っていました。
一方で、不具合が0件になればいいプロダクトが出来るというわけではないので、「リリース後の不具合を0件にする」以外の課題にも取り組みたいなぁ、という思いもありました。

アウトソーシングでの開発という業態上、いいプロダクトを作るために何をするか、という問いに真っ向から取り掛かるのは難しいのかなぁという気持ちがあり、じゃあいっそ事業会社に転職してみよう!という気持ちで転職を考え始めました。
また、前職が自分のコンフォートゾーンになりつつあったので、体力もやる気も十分あるうちに次のチャレンジをしよう!という意図もありました。(こういった気持ちもあり、特にハードそうなイメージがあったスタートアップを中心に会社を見ていました)

estieの魅力

その中でもestieに惹かれたポイントはいくつかあります。

正直言うと直感で入社を決めたところが大きく、採用面接を受けている段階では言語化出来ていなかったのですが、今思うと

  1. 攻め続ける会社であること
  2. 人が魅力的であること

が特に好印象であったように感じます。

「攻める続ける会社であること」に関して、
他のブログ記事でも書かれていますが、Whole Product構想( estieが追い求める「Whole Product構想」-マルチプロダクト戦略から1年後の今- - estie inside blog)からも分かるように会社として新しいことにどんどんチャレンジしていく風土があります。

また、「産業の真価を、さらに拓く。」という言葉からも、新しいことにチャレンジして新しい可能性を切り拓いていくぞ!というマインドを感じ、攻め続ける会社なんだろうなと会社に大きな魅力を感じました。

前職で特に守りに重きを置いたQAを行ってきていたこともあり、この攻め続ける風土においてどのように品質を考えてていくか、ということは自分にとって非常に魅力的なチャレンジに感じました。また、攻め続ける風土は、いいプロダクトを作っていくための必要条件だと思っているので、QAエンジニアとして腕が鳴るぜ〜という気持ちにもなります。

また、2点目「人が魅力的であること」に関して、
技術ブログでの発信やコンテストなどを見て、技術力が高い人が集まっている印象を持っていました。また、採用フローを通しても個人個人がpurpose実現のために熱量をもって仕事に臨んでおり、すごいなと素直に感じた記憶があります。

ちょうど自分が採用面接を受けていたのが、会社のvaluesがアップデート( estieはValuesをアップデートしました! - estie inside blog)された時期だったのですが、VPoEのkeigoさんとの面接で会社のpurposeやValuesに込めた思いを教えて頂きました。QAエンジニアであるmachoさんとの面接でも、当たり前のようにpurposeとValuesの話が会話の中に出てきて、会社のメンバーが同じ目的をもって、同じ方向に進んでいく一体感を感じ非常に印象的でした。

会社で働く上で人間関係は非常に大切だと思っており、チームとして同じ方向を向いて、助け合って働いていける環境が整っていて、この会社に入ったら自分は楽しく働けそうだな、と感じたのも入社の決め手の一つです。

以上を踏まえ、かなり直感的ではあったのですが、estieにご縁を頂けたので、えいやで入社することを決めました。(かなり即決だったと思います笑)

入ってからの感じたこと

このブログを執筆している現在、入社から3週間ほどしか経っていないのですが、自分の直感は間違っていなかったなと思っています。

現在は「estie レジリサーチ」というプロダクトのチームにjoinして活動を行っていますが、本当にスピードが速いです。

顧客との商談で頂いたフィードバックを、エンジニアがすぐさま自発的に実装してリリースしていくのですが、このサイクルが1日単位で進んでいくので凄まじいなと感じています。

またチームのメンバーは非常に高い技術力を持っているだけではなく、優しい方しかいないので一緒に働いていくうえで本当に心強いです。

互いに教え合うだったり、自分の学びをドキュメントに残す文化が会社として根付いており、本当に学びになることが多いです。

これから何をしていくか、何をしているか

タイミングの問題もあると思いますが、入社して早々何回かインシデントに遭遇しています。
プロダクトが攻め続けられるように、守るべきところはしっかりと守る、こういったインシデントを事前に検知したり、プロセスとして起こらないような体制を整えて行くのがまず自分が取り組んで行くべき所だと考えています。

現在はエラーの検知から、対応までのの速度を速めるための活動と、それに合わせて自動テストで未然に防げるようにする活動を行っています。

具体的には、自分の所属する開発ユニットではsentryを使ってエラー検知を行っているのですが、通知されたエラーが放置され気味になっているという課題がありました。その課題に対して、セッションリプレイ機能を導入して原因調査までの時間を短縮する、トリアージフローを整えて対応までのスピードを上げる、みたいなことをやっています。

また、自動テストに関しても現状の開発速度を維持しつつ、高品質なプロダクトを実現するためには、なくてはならない技術だと思っています。自動テストの運用が形骸化しないように、壊れにくくメンテナンスしやすいような戦略を考えつつ自動テストの実装を行っています。

特に、自分が所属する開発ユニットにはもともとQAエンジニアがいない状態だったので、いまどんな課題があってQAエンジニアとして何をしていくべきかを1から考えていく必要があります。非常にチャレンジングな環境ではありますが、当初自分が求めていた環境に違いなく、毎日楽しく働いています!

他にもQAエンジニアとしてよいプロダクトを実現していくためにやりたいことが山ほどあり、データ品質や機械学習モデルを使用したサービスの品質、LLMを使用したサービスの品質など、たくさんのことを考える機会があります。

Whole Product構想という開発方針の中で、全体を通して品質を向上していく方法を考え、estieのプロダクトが全員にいいな、と思ってもらえるように邁進していきます!

最後に

自分の入社を経て、自分を含めestieのQAエンジニアはmachoさんとmurashiさんを含め3人になりました。
QAチームの立ち上がりとともに、チームのミッションを整理しており、これから今まで以上に幅を広げた活動を行っていく予定です。

estieでは一緒に良いプロダクトを作っていける仲間をまだまだ募集しているので、気になった方是非エントリーお願いします!

estieのQAエンジニアでどのようなことをしているのか、ざっくばらんに情報共有もできますので、カジュアル面談もお願いします!

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