オフィス移転のお祝いのマナー
- 2021/07/05
オフィス移転は、企業にとって大きなイベントです。
住所が変わるというだけではなく、今後の経営計画などにも関わってくる重要なイベントであるケースが多いです。前向きな移転の場合もあれば、めでたくはない「事業縮小のための移転」や「事業から撤退するための移転」などもあり、その場合は移転祝いをお贈りすることは控えた方が良いでしょう。
オフィス移転の案内状やお知らせを受け取ることはありますよね?その案内状やお知らせから移転情報を知ることになりますが、普段お世話になっている取引先やお客様であれば、お祝いや今後の応援もしたいと感じますよね?
ただし、移転祝いを手配する前に、まずは電話やメールなど先方に連絡し、移転のお祝いを伝え、このタイミングで「移転祝いを贈りたい」ということを伝えましょう。企業によって、移転祝いを含め、取引先からの贈り物を全面的に受け取っていないところもあるため、迷惑にならないよう事前に確認をすることを推奨します。
いつ贈るのがベスト?
移転のお祝いを贈るタイミングはいつが適切か、ご存知ですか。基本的には移転をした日、またはその日から1週間程度のうちに送ることが望ましいです。
移転日から2週間以上が経過してしまったら、お花や植物を贈るのではなく、何か別の物品を贈ると良いでしょう。前述の案内状やお知らせは移転日の1ヶ月から2週間程度前までに届くように手配をしています。
遅くとも2週間前には届くので、移転日を把握したら、送れないように準備を進めることは重要です。
お祝いの相場は?
相場といっても実はまちまちなのです。胡蝶蘭の金額が目安となりますが、関係の深い会社に対しては、「3万円から5万円」、スポットでの取引や知り合ったばかりといった関係がそれほど深くない会社に対しては、「1万円から2万円」が相場となります。
お祝いの気持ちが重要なのと、何を贈るかにもよりますが、あまり相場にこだわらず贈り先の会社を想う気持ちをお届けしましょう。