六本木ヒルズ【必見】入居企業とビルの豆知識を解説

中村 優文(Masanori Nakamura)

目次

  1. 基本情報
  2. 開発の概要
  3. 意外と知られていない?!六本木ヒルズの意外な側面
  4. 入居テナント情報
  5. 終わりに

六本木のみならず、東京を代表するオフィスビルと言っても過言ではない六本木ヒルズ。東京のトレードマークとして映画やドラマでもよく出てくるため、実際に行ったことがなくても知っているという方も多いのではないでしょうか。最近では屋上のスカイデッキが、映画「天気の子」でヒロインの陽菜が晴れを祈る舞台として使われたのが記憶に新しいところです。今回誰もが見たことのある六本木ヒルズのオフィスビル情報と合わせて、意外と知られていない側面もご紹介します!

基本情報

ロゴ

出典:https://www.facebook.com/RoppongiHills.official/

名称六本木ヒルズ森タワー
住所東京都港区六本木 6-10-1
竣工2003年4月
高さ約238m
階数地下6階、地上54階建
延床面積379,409㎡(約114,771坪)
事業者森ビル

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立地は六本木通り沿い、電車では東京メトロ日比谷線の1C出口から直結なっております。

開発の概要

全体で約11haの敷地面積を誇る六本木ヒルズは、東京の中でも最大級の再開発案件です。皆さんがよく目にする大規模タワーは正式には「六本木ヒルズ森タワー」という名称で、六本木ヒルズ全体は、5棟のオフィスビル、4棟のレジデンス、商業施設、ホテル(グランド ハイアット)、森美術館などの芸術文化施設、テレビ朝日、等によって構成されています。これだけでも一つの街と言っても過言ではないですね。

map2

出典:https://www.roppongihills.com/floor_map/

地下や高層ビルも組み合わせながら、土地が限られた東京において、

真の人間の豊かさや、文化や、対話や、次の時代へのヴィジョンが生まれる都市づくりをする

という森ビルの掲げる「ヴァーティカル・ガーデンシティ(立体緑園都市)」を具現化した開発であるといえるでしょう。

意外と知られていない?!六本木ヒルズの意外な側面

今回は皆さんがよく知るオフィスビルなので、あえて皆さんが知らないかもしれない六本木ヒルズのトリビアを紹介したいと思います!

豆知識1:開発前は閑静な住宅街だった!?

2003年に竣工した六本木ヒルズですが、実は開発前は約400件の地権者が暮らす住宅街でした。木造低層住宅が密集して立ち並び、住宅街を道路は幅が狭く、街区内も15mを超える高低差があるような土地でした。

そして、このような状況から火災等の緊急時に消防車が入れないなどの防災上の悩みを抱えていました。そんな中、森ビルが地元への呼びかけを始め、実に17年の歳月をかけて、今ある六本木ヒルズが誕生しました。

<開発前の航空写真>

航空写真


https://www.mori.co.jp/projects/roppongihills/background.html

豆知識2:テーマソングが存在する唯一のオフィスビル!?

実は作曲家の坂本龍一氏が六本木ヒルズの誕生を祝福して、六本木のテーマ曲『The Landsong〜music for Artelligent City〜』を作曲しています。テーマ曲が存在するオフィスビルは六本木ヒルズ以外にはないのではないでしょうか。聞いてみたい方は下記URLより聞いてみてください。


https://www.youtube.com/watch?v=iinse3mm0lE

豆知識3:外装デザインは甲冑がモチーフ!

外観

最も象徴的な六本木ヒルズ森タワーは世界的なアメリカの設計事務所Kohn Pederson Fox(KPF)によってデザインされており、折り紙や鎧兜をモチーフとして、幾何学的なデザインと空を見事に調和させています。

豆知識4:テナント専用のスタバがあった!?

現在はすでに閉店してしまったのですが、上層階を占める世界有数の証券会社ゴールドマン・サックスの貸室内に「スターバックスゴールドマン・サックス店」がありました。下に降りる時間も無駄、という徹底的に仕事に打ち込む姿の表れなのかもしれませんね。

入居テナント情報

フロアマップ

出典:https://www.mori.co.jp/office/japan/roppongihillsmt/siteplan.html ゴールドマン・サックスに代表される外資系の証券会社、Googleは抜けてしまいましたがまだまだ健在なApple、メルカリ、GREEなどのIT企業、Youtuberのプロダクションを手がけるUUUMなどのメディア企業が多いですね。5万坪を超える貸室面積を誇るため、多様なテナントが入居しています。

終わりに

今回は東京を代表する六本木ヒルズについて特集しました。竣工から20年近くを経てもまだまだ魅力の衰えない六本木ヒルズ。Googleが渋谷へ移転し、地盤沈下を危ぶむ声もありますが、その存在感はまだ健在です。ぜひそんな六本木ヒルズに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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監修

執筆者
中村 優文(Masanori Nakamura)
経歴
早稲田大学大学院卒業。大学院時代では未踏スーパークリエータに認定される。その後、三菱地所に入社し物流施設のアセットマネジメントや営業に従事。 不動産業界の知見とエンジニアリングの知見両方を持ち合わせており、estie proのプロダクトマネジャーとして活躍。 フットワーク軽く社内イベントをよく開催する。
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