アーバンネット内幸町ビルの特徴とメリットとは?テナントや周辺の賃料相場も紹介
- 注目ビル紹介
- 2021/03/13
目次
アーバンネット内幸町ビルとは?
アーバンネット内幸町ビルは、NTT都市開発が開発を進め、新橋1丁目に新設した超高層ビルです。JR新橋駅から徒歩5分という好立地で、地上27階建のランドマーク的商業施設として注目を集めています。
この記事ではこのビルのオフィスエリアと災害対策に関するこだわりの設計や、事業の拠点として使用する際のメリットなどを紹介していきます。
現在のオフィス環境を見直したい方や移転を検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
アーバンネット内幸町の概要
ここからはアーバンネット内幸町の概要について解説していきます。今回は、「所在地」「竣工」「構造・階数」「敷地面積・延床面積」の4項目をピックアップしていきます。
アーバンネット内幸町の概要についてご興味がある方は、参考にしてください。
所在地
住所は東京都港区新橋1-1-13に位置しています。交通は都営三田線・東京メトロ銀座線・都営浅草線・JR山手線の4路線を利用でき、最寄りの都営三田線内幸町駅から徒歩2分という高アクセスです。
JR新橋駅側からだと外堀通り、都営三田線内幸町駅からだと幹線道路から1本奥に入ったところにそびえ立つビルです。
竣工
アーバンネット内幸町ビルは2017年8月着工、2019年7月竣工です。上層階に位置するホテル「THE BLOSSOM HIBIYA」は2019年8月に開業しました。
基本設計は日研設計、実施設計および施工は大林組です。
構造・階数
構造は地下2階付きの地上27階建、鉄筋コンクリート造の新耐震基準の建物です。
1階は緑の豊かなピロティになっています。自由に通行することもできますが、オフィスワーカーや地域の人たちが交流を深める場としても利用することが可能です。
2階から17階はオフィスフロア、18階から27階はJR九州が運営するホテル「THE BLOSSOM HIBIYA」が配置されています。
敷地面積・延床面積
敷地面積は約3,072.17㎡、延べ床面積は約36,145.48㎡(10,934.02坪)、ワンフロア330坪という超大型商業施設です。
高さは約135.44m(最高136.84m)で、周辺のビルの中でも特に存在感を放ちます。
アーバンネット内幸町ビルの特徴5つ
アーバンネット内幸町ビルは、NTT都市開発グループが特に快適な仕事環境と災害への対策に非常に力を入れて、開発を行なった複合商業施設です。
ここからは新橋の新しいランドマークとも言えるこのビルの魅力と特徴を5つ紹介していきます。
1:ビル内にコンビニエンスストアがある
アーバンネット内幸町ビルの特徴の1つ目は、ビルの中にコンビニエンスストアがあることです。
2階のオフィスフロアにローソンがあり、1階のピロティからエスカレーターで上がれるようになっています。
日々多くのサラリーマンが忙しく働く新橋において、コンビニエンスストアが身近にあるのは非常に便利なため、利用者からも大変好評です。
2:新橋一丁目の象徴的なビルである
アーバンネット内幸町ビルは幹線道路から1本入ったところに位置していますが、高さ約135m、27階建という超高層ビルのため、新橋一丁目のランドマークとも言える存在感を放っています。
1階のエントランス付近やピロティは緑が多く都心のオアシスのような雰囲気を醸し出しており、2階から上が全面ガラス張りになっている外観からは非常に近代的でハイセンスな印象を受けます。
離れた場所からも目立つ外観で大通りからの視認性も高いため、多方面からの来客の際に案内しやすいのも特徴です。
3:様々なプランで検討できる
3つ目の特徴は、室内のレイアウトのしやすさです。
オフィスをレイアウトする際に特に問題になるのが、電子機器関連の配線やトイレ等の共用部への動線、執務スペースと来客スペースの振り分け等、いかに貸室を無駄なく使用するかということです。
また部屋の真ん中に大きな柱などがあると、思ったようにパーテーションを組めないなど悩むことも多くあります。
アーバンネット内幸町ビルのオフィスフロアの特徴は、美しい長方形と柱のない事務スペースです。OAフロアも完備しており電子機器の配線を気にする必要もないため、用途に合わせて自由にレイアウトすることが可能になっています。
4:個別の空調設備である
中で働くオフィスワーカーにとって利便性の高いと言える設備が「個別空調」です。
大型の商業ビルでは全館一括の空調設備になっていることが多く、テナントごとに温度調節ができない場合もありますが、アーバンネット内幸町ビルの空調設備はテナントごとにコントローラーが設置されています。
それによりフロアごと・テナントごとに温度調整が可能なため、室内のレイアウトや営業時間等に柔軟性を持たせられます。
必要に応じて調節することで消費エネルギーの削減につながるのも利点です。
5:災害対策を徹底している
超高層ビルでの事業で懸念されるのは、耐震性能や災害が起きた際の備蓄、事業継続が可能かということでしょう。
アーバンネット内幸町ビルは非常時におけるオフィス機能の確保にも力を入れています。
具体的には、震度6強・7の地震に対して小規模な修復で継続使用が可能な耐震性能や、72時間の非常用発電、浸水対策や防水備蓄倉庫などを整備し、災害発生後でもオフィス機能を失わないための対策がとられています。
アーバンネット内幸町ビルのメリット3つ
ここまでアーバンネット内幸町ビル全体のこだわりをお伝えしてきました。
ここからは現在オフィスの移転を検討されている方に、アーバンネット内幸町ビルに移転することのメリットを3つ紹介します。
この記事で取り上げている超大規模オフィスに限らず、小規模なオフィスを選ぶ際のポイントと共通するところがありますので、参考にしてみてください。
1:オフィスに開放感がある
アーバンネット内幸町ビルの事務スペースは、自然光を多く取り入れられる4面採光と2,800mmの天井高が、快適で生産性に優れた空間を実現しています。
また整形無柱でオフィスの向こう側まで見渡せるため、非常に開放感があり風通しのいいオフィスを作り上げることが可能です。
このような環境はオフィスワーカーの仕事の効率を上げる要素にもなり得るため、非常に大きなメリットだと言えます。
2:周辺環境が充実している
アーバンネット内幸町ビルはJR新橋駅の西側、SL広場のある方面に位置しています。
このエリアは飲食店やコンビニエンスストアが多く立ち並ぶため、お昼や帰宅時の食事に困らないのもアーバンネット内幸町ビルにオフィスを構えるメリットだと言えます。
また有名な高級ホテルが数多くあるエリアのため、気晴らしとしてランチ時に一流グルメをリーズナブルに楽しめます。
3:アクセスしやすい
アーバンネット内幸町ビルへは4つの路線を利用してアクセスが可能です。
最寄りの都営地下鉄三田線の内幸町駅からは徒歩2分、その他に東京メトロ銀座線・都営浅草線の新橋駅からは徒歩4分、JR新橋駅からも徒歩5分という好立地で、東西南北どこからでもアクセスしやすくなっています。
また周辺に都営バスの乗り場が4系統あるため、バス通勤の方も便利です。
アーバンネット内幸町ビルのテナント
3~5階は都内で完全個室のレンタルオフィスを運営するクロスコープ、6~16階は日本軽金属グループが入居しています。(2019年10月現在)
また18~27階はJR九州グループが運営するホテル、「THE BLOSSOM HIBIYA」が営業しておりレストランや会議室を備えています。
アーバンネット内幸町ビル周辺の賃料相場
アーバンネット内幸町ビルの住所は港区新橋にあたります。
この周辺のオフィスの家賃相場は、200坪以上の大型オフィスの場合、1坪あたり23,000円ほどです。
同じ港区の賃料相場と比較すると、同じようにオフィスが多く立ち並ぶ赤坂では1坪あたり28,000円弱、青山周辺で25,000円弱です。多くの企業が立ち並ぶエリアではありますが、賃料面では比較的事務所を構えやすいエリアと言えます。
アーバンネット内幸町ビルの特徴とメリットを知ろう
新橋一丁目の新しいランドマーク、「アーバンネット内幸町ビル」の魅力をお伝えしました。
多方面からアクセスが可能で自由自在にレイアウトが可能なオフィス環境は、オフィスワーカーの仕事の生産性向上や事業の発展に大きく貢献するものです。
さらに近年不安視されている災害、特に大規模地震への対策には注力しており、日本経済の中心としての機能が滞らないような性能を備えています。
オフィスの環境を見直したいと考えておられる方は、この記事でご紹介したメリットを踏まえて検討してみてください。