ワテラスタワーの9つ特徴|オフィス移転する6つのメリットも紹介

田中 陸(Riku Tanaka)

目次

  1. ワテラスタワーってどんなところ?
  2. ワテラスタワーの特徴9つ
  3. ワテラスタワーにオフィス移転するメリット6つ
  4. ワテラスタワーの空室情報の探し方
  5. ワテラスタワー周辺の賃料相場
  6. 千代田区にオフィスを構えるならワテラスタワーを検討しよう

ワテラスタワーってどんなところ?

今回は「ワテラスタワー」について紹介します。「ワテラスタワー」とは、東京都内のタワービルです。低階層がオフィスとコミュニティ施設、高階層がマンションになっています。


オフィスや商業施設、学生用住宅が入っている「ワテラスアネックス」と、「淡路公園」とをひとまとめにして「ワテラス(WATERRAS)」と呼ばれる複合施設となっています。

ワテラスタワーの基本情報

「ワテラスタワー」とはどんなタワービルなのでしょうか。「ワテラスタワー」の基本情報について、下記の表にて紹介します。


出典:ワテラスとは|一般社団法人淡路エリアマネジメント
参照:https://www.waterras.com/about.html

項目内容
所在地東京都千代田区神田淡路町二丁目101番・103番・105番
アクセス東京メトロ 新御茶ノ水駅徒歩約2分/JR御茶ノ水駅徒歩約3分/東京メトロ 淡路町駅徒歩約2分/JR秋葉原駅徒歩約6分/都営新宿線 小川町駅徒歩約2分/東京メトロ 神田駅徒歩約5分
竣工2013年2月
構造鉄骨造/鋼管コンクリート造/コンクリート被覆鉄骨造/鉄骨鉄筋コンクリート造
階数地上41階/地下3階/塔屋1階
敷地面積約10,416m2(約3,150坪)
延床面積約129,222m2(約39,089坪)

ワテラスタワーの名称の由来

「ワテラスタワー」の「ワテラス」という名称は、何が由来なのでしょうか。実は「ワテラス」という名称は、3つの想いが込められた造語です。


想いの1つ目は、「和とテラス」です。段丘(テラス)状の敷地に和をテーマとして創造した庭とタワーを表現したところからきています。


想いの2つ目は、「輪を照らす」です。住む人と働く人と学ぶ人のコミュニティの輪を想像する街を表現したところからきています。


想いの3つ目は、「Water(水)とTerra(地球・大地)」です。緑に包まれた大地に水が循環する様子から、潤いのある豊かな自然を表現したところからきています。

ワテラスタワーの特徴9つ

ここでは、「ワテラスタワー」の9つの特徴について紹介していきます。


3つの想いから名づけられた「ワテラスタワー」には、どんな特徴があるのでしょうか。それでは、それぞれの特徴について見ていきましょう。

1:エントランスにイオン発生機プラズマクラスターがある

「ワテラスタワー」の特徴の1つ目は、「エントランスにイオン発生機プラズマクラスターがある」ことです。


カビ菌やアレル物質を分解するイオン発生機プラズマクラスターをオフィスエントランスに設置し、快適でクリーンなオフィスを演出しているとされています。

2:重量感溢れるモダンな外観

「ワテラスタワー」の特徴の2つ目は、「重量感溢れるモダンな外観」です。


一面ガラス張りで四隅の角が丸く処理されたモダンなデザインで、低階層部分が幅広で高階層が高くそびえる外観には重厚感があり、存在感のある建物です。

3:高い天井高で開放的

「ワテラスタワー」の特徴の3つ目は、「高い天井高で開放的」なことです。


天井高を高くとり、その天井にまでガラス壁を配置したことで開放感を演出しており、明るくて伸びやかな印象のエントランスとなっています。

4:非接触型のカードキーシステムを採用している

「ワテラスタワー」の特徴の4つ目は、「非接触型のカードキーシステムを採用している」ことです。


各階のエレベーターホールに、非接触型のカードキーシステムを用いたセキュリティ扉が設置可能となっています。オフィスビルとして重要視されるセキュリティシステムも万全となっています。

5:自然換気システムを採用している

「ワテラスタワー」の特徴の5つ目は、「自然換気システムを採用している」ことです。


ペリカウンターから外気を取り込む自然換気システムと、簡易型エアフロー方式による暖気の排出を行っています。これにより室内の熱負荷が低減できるでしょう。

6:赤外線・紫外線・温度に配慮している

「ワテラスタワー」の特徴の6つ目は、「赤外線・紫外線・温度に配慮している」ことです。


窓ガラスには「Low-E複層ガラス」という高遮熱断熱複層ガラスを採用しています。このことにより、赤外線や紫外線を遮断します。夏は窓付近の温度上昇を防ぎ、冬は室内の熱を逃がしません。

7:耐震性能に優れている

「ワテラスタワー」の特徴の7つ目は、「耐震性能に優れている」ことです。


地震大国と言われる日本では「耐震性能」を怠ることはできません。低階層には地震エネルギーを吸収する摩擦ダンパーを採用しており、高階層には地震の揺れを小さくする粘性制震壁を採用しています。このことにより、ビル全体として揺れと変形を低減しているとされています。


柱には、鋼管にコンクリートを流し込んで柱にすることで細い柱でも高い支持力を持つ「CFT構造」を採用することで、耐震性を確保しながら空間の自由度を高めることができます。また、天井にも高耐震性のグリッド式システムを採用しています。

8:リフレッシュスペースがある

「ワテラスタワー」の特徴の8つ目は、「リフレッシュスペースがある」ことです。


働く人の憩いの場として気軽に利用できるリフレッシュスペースで、それぞれが自由なスタイルでリフレッシュできる開放的なスペースとなっています。休憩するだけでなく、集中力を養ったり少人数で議論をしたり出来るので、第二のオフィスフロアとして利用するのもおすすめです。

9:自然を感じられる空間作り

「ワテラスタワー」の特徴の9つ目は、「自然を感じられる空間作り」であることです。


「ワテラスタワー」と「ワテラスアネックス」の周囲に施されている植栽は、近隣の淡路公園とともに「神田花暦園」というコンセプトの元に統一的に整備されています。年間を通して植物や木々、川や滝による水の演出を楽しむことができます。

ワテラスタワーにオフィス移転するメリット6つ

ここまで、「ワテラスタワー」の特徴について紹介しました。


ここからは、「ワテラスタワー」にオフィスを移転する6つのメリットについて紹介していきます。どのようなメリットがあるのか、説明していきます。

1:複数駅からのアクセスが良い

「ワテラスタワー」にオフィス移転するメリットの1つ目は、「複数駅からのアクセスが良い」ことです。


「ワテラスタワー」の近隣には6つの駅があります。新御茶ノ水駅、淡路町駅、小川町駅の3駅は徒歩約2分圏内であり、JR御茶ノ水駅、JR秋葉原駅、東京メトロ神田駅の3駅は徒歩約3~6分圏内となっているので、どの方面からでもアクセスしやすい立地となっています。

2:高い耐震性や災害防止機能で安心できる

「ワテラスタワー」にオフィス移転するメリットの2つ目は、「高い耐震性や災害防止機能で安心できる」ことです。


前述の特徴で「耐震性能」についても紹介しましたが、「粘性制震壁」、「摩擦ダンパー」、「CFT構造」、「グリッド式システム天井」といった数々の耐震設備を採用している上、電源設備も2回線受電方式により送電トラブルにも対応しています。


また、テナント用には非常発電機設置スペースが用意されているので、災害時でも電源が確保できます。

3:高度なセキュリティで安心できる

「ワテラスタワー」にオフィス移転するメリットの3つ目は、「高度なセキュリティで安心できる」ことです。


前述の特徴にも記載しました先進設備「非接触型のカードキーシステム」を配置することで複数の防犯ポイントを設置することが可能となっており、外部からの不正侵入を防止します。また、通常の入退室や入場制限などの管理もしやすくなっています。


安全で安心なオフィスの環境を作り上げています。

4:フレキシブルなレイアウトが可能なので様々なワークスタイルに対応できる

「ワテラスタワー」にオフィス移転するメリットの4つ目は、「フレキシブルなレイアウトが可能なので様々なワークスタイルに対応できる」ことです。


CFT構造を採用していることにより柱が細くなっていることから、フロアの自由度が高くなっています。その自由度を生かすべく、要望に応じてレイアウトや空調、電源設備やセキュリティ設備をフレキシブルに対応させることができます。


レイアウトプラン例として、「クリエイティブ対応プラン」や「島型対応プラン」といったものが用意されています。

5:乗り降りや荷物の扱いに便利

「ワテラスタワー」にオフィス移転するメリットの5つ目は、「乗り降りや荷物の扱いに便利」であることです。


「ワテラスタワー」には、1階にオフィス専用の車寄せが設置されており、地下1階にはオフィス用の駐車場も完備されています。


また、各オフィスフロアには直通エレベーターも設置されています。人と車の出入り口も分けて設置されているため、お互いの動線が重なることなく安全に出入りできます。

6:屋根付きの接続ブリッジでオフィスへ直通できる

「ワテラスタワー」にオフィス移転するメリットの6つ目は、「屋根付きの接続ブリッジでオフィスへ直通できる」ことです。


「ワテラスタワー」の隣にある「御茶ノ水ソラシティ」によって、「ワテラスタワー」に接続する屋根付きの接続ブリッジが整備される予定となっています。


このブリッジが整備されれば、最寄り駅であるJR「御茶ノ水」駅や東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅からオフィスへ直接アクセスできます。

ワテラスタワーの空室情報の探し方

ここまで、「ワテラスタワー」の特徴やオフィス移転のメリットを紹介してきました。現在、オフィスの移転を考える事業主の方もいるのではないでしょうか。


そこで、「ワテラスタワー」の空室情報の探し方について紹介します。


探し方としてはGoogle等の検索サイトで検索するのが早道です。ただ、「ワテラスタワー」は東京都千代田区にありますので、「千代田区」を指定して検索すると膨大な数のオフィス空き情報が出てくる可能性があります。


そのため、「ワテラスタワー 空室」とビル名を指定して検索するのがおすすめです。


検索すると、賃貸オフィス検索サイトのワテラスタワー空室情報が出てきますので、この中から条件に合った物件に絞っていきましょう。

ワテラスタワー周辺の賃料相場

「ワテラスタワー」の空室情報を確認したところで、気になるのは賃料です。前述した方法で検索したところ、「ワテラスタワー」の賃料は非公開となっていました。


そこで、「ワテラスタワー」周辺の賃料相場について紹介します。


「ワテラスタワー」の最寄り駅である新御茶ノ水駅を検索キーにして賃料相場を見てみると、20坪~30坪の広さで約15,300円、200坪以上の広さで約28,000円となっていました。確認した検索サイトでは、約200坪以上の広さの物件として「ワテラスタワー」が表示されます。


ちなみに、約200坪以上の広さの他の駅周辺でのオフィス賃料相場は、大手町駅周辺で約39,300円、二重橋前駅周辺で約43,800円となっています。


出典:新御茶ノ水駅の賃料相場から賃貸オフィスを探す|47株式会社
参照:https://officee.jp/price/station/5263/

千代田区にオフィスを構えるならワテラスタワーを検討しよう

今回は「ワテラスタワー」について紹介しました。


オフィスビルとして魅力的な特徴を持ち、オフィス移転先として充分なメリットを備えた「ワテラスタワー」は、立地条件が良い割には他のオフィス街よりも賃料相場が比較的安価ということが分かりました。


千代田区にオフィスを構える予定のある方、今のオフィスから移転を考えている方は、この機会に「ワテラスタワー」を検討してみてはいかがでしょうか。

監修

執筆者
田中 陸(Riku Tanaka)
経歴
東京大学経済学部卒業後、住友不動産入社。オフィスビルのアセットマネジメントを担当し、海外事業部にて世界主要都市の市場調査や投資検討に従事。 estieでは、セールスマネージャーとして営業や事業開発を手がける。 ベンチャー感を出すため、ヒゲと伊達眼鏡をトレードマークにしている。
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