東京建物の物流施設「T-LOGI」、東北エリア初進出
東京建物は、2025年3月同社が手掛ける物流施設「T-LOGI仙台」を着工した。
敷地面積約5,570坪、延床面積約12,800坪を誇るマルチテナント型物流施設であり、同社の環境配慮型物流施設シリーズ「T-LOGI」としては、東北エリア初の物件となる。
「T-LOGI仙台」は、仙台港北ICから約2.6kmに位置しており、仙台中心部だけでなく、東北自動車道や常磐自動車道を経由することで、東北地方全域や首都圏への長距離配送拠点としても活用が可能だ。屋上に設置された太陽光パネルにより発電した電力を施設内で自家消費するほか、余剰電力は仙台市内の同社オフィスビルへ供給予定。これらの取り組みにより、最高ランクの「ZEB」認証の取得を目指している。
東京建物は、2020年6月に「T-LOGI」シリーズ初の物件として「T-LOGI久喜」を開発して以来、継続的に物流施設の開発を進めてきた。2025年3月時点では、開発中の物件も含め国内に28物件、海外に2物件を展開している。
近年、他の総合デベロッパーも東北エリアで物流施設の展開を加速させている。三井不動産は2024年4月に「三井不動産ロジスティクスパーク仙台名取Ⅰ」を竣工させ、三菱地所も仙台市において、延床面積約82,600坪のマルチテナント型物流施設を開発中であり、2030年代前半の竣工を予定している。
また、働き方改革関連法案により、ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限される「物流の2024年問題」に対応するため、長距離輸送が困難になることが予測されている。このため、首都圏と東北エリアをつなぐ「中継輸送」のハブ拠点として機能する物流施設の需要が高まっているおり、「T-LOGI仙台」もこうした課題に対応する物流拠点として注目がされている。
物件概要
所在地:宮城県仙台市宮城野区中野字掃沼27番1他(地番)
交通:仙台東部道路・三陸道 仙台港北IC 約2.6km/JR仙石線多賀城駅 徒歩約22分
規模:4層スロープ型
面積:延床面積 約12,800坪、敷地面積 約5,570坪
床荷重:2.0t/㎡(1階)、1.5t/㎡(2・3・4階)
ドッグレベラー:6基
垂直搬送機:6基
荷物用EV:6基
バース数:33台
普通駐車場:117台(一部小型車専用・軽専用含む)
トラック待機場所:6台
竣工予定:2026年6月