セールステックのamptalk、渋谷駅近のオフィスに移転。成長加速に向け体制強化
音声データ解析を軸にSaaSを展開する amptalk株式会社(本社:東京都渋谷区)は、事業拡大に伴い、2025年4月、本社オフィスを渋谷区の宮益坂交差点に所在する渋谷協和ビルに移転し、営業を開始した。
同社は2020年5月に設立され、AIを活用したセールスイネーブルメントSaaS「amptalk」を提供している。「amptalk」は、電話やオンライン商談を自動で書き起こし・解析し、SalesforceやHubSpotなどのSFA/CRMに自動入力する機能を持つ。これにより、営業担当者は事務作業の負担を軽減し、顧客との対話に集中できる環境を実現している。 amptalkのサービスは、多くのITスタートアップだけでなく、富士通など大手企業を含む幅広い企業に導入されており、営業活動の効率化と最適化に寄与している。
同社は昨年12月にシリーズAラウンドで総額10億円の資金調達を実施し、商談ロールプレイングを行う新たなAIツール「amptalk coach」を開発するなど、事業の拡大を続けているため、今後も人員拡大する可能性が高い。
新オフィスとなる渋谷協和ビルは、東急やヒューリックが主導する再開発計画「宮益坂地区第一種市街地再開発事業 」の区域内にあり、今後解体・再開発が予定されているため、同社にとっては更なる人員増加と次のオフィス移転を見据えた判断だったと予想される。
移転概要
移転時期:2025年4月
移転元:新宿御苑フロント(東京都新宿区新宿1-6-3 )
移転先:渋谷協和ビル(東京都渋谷区渋谷2丁目20−11)
移転先物件概要
竣工:1980年10月
規模:地上11階/地下2階
延床面積:約2,572坪
基準階面積:約105坪
天井高:2,480mm
空調:個別空調
OAフロア:有
エレベーター:2基