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六本木の賃貸マンションを中国系ファンドから取得、明和地所

明和地所株式会社(本社:東京都渋谷区)は、東京都港区六本木五丁目に立地する賃貸マンション「アルビン六本木レジデンス」を2024年12月に取得した。売主は中国資本の阿爾濱日本投資株式会社で、取引価格は非公表だ。

本物件は、東京メトロ日比谷線「六本木駅」から徒歩8分、都営大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番駅」から徒歩6分に位置する。外苑東通りに近く、飯倉片町交差点や西側に広がる高台の永坂エリアにも接しており、交通利便性と環境面を兼ね備えた立地といえる。 2013年8月に竣工した地上14階建のレジデンスで、延床面積は約856坪。構造はRC造、総戸数は37戸で、1LDK〜2LDKを中心とした住戸構成となっている。高品質な仕様に加え、都心立地で安定した賃貸需要が見込める物件として、同社の収益ポートフォリオ強化を目的とした取得とみられる。

買主の明和地所は、分譲マンション「クリオ」シリーズで知られるデベロッパーであり、近年は不動産開発のみならず、収益不動産への積極投資も展開しており、今回のような都心高グレード物件の取得により安定収益資産の拡充を図る。

一方、売主の阿爾濱日本投資は、中国大連市を拠点とする大連阿爾濱集団(アルビングループ)の日本法人である。グループ全体では建設・不動産、コンクリート製造、貿易など多角的に事業を展開しており、同社は2013年に本物件を取得し、約10年にわたり保有・運営してきた。今回の売却は、国内不動産市場の動向や投資戦略の見直しに伴う資産の再構成とみられる。

物件売買概要

  • 物件名称:アルビン六本木レジデンス

  • 買主:明和地所株式会社

  • 売主:阿爾濱日本投資株式会社

  • 取引価格:非公表

  • 所在地:東京都港区六本木5丁目18-17

  • 最寄駅:東京メトロ 六本木駅 徒歩8分/都営大江戸線・東京メトロ南北線 麻布十番駅 徒歩6分

  • 竣工年月:2013年8月

  • 規模:地上14階建

  • 延床面積:約856坪

  • 総戸数:37戸

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